オペラ座

映画ファンってほど詳しくもないし考察とか分析とかできないのですが。
金曜日にやっとこさ見ました、オペラ座の怪人
ミュージカルでも見たことがないので比較とかはできませんが。
 まず、ファントムがかわいそう。彼は今で言うアダルトチルドレン
 彼の性格が歪んで、そして自分が唯一愛したクリスティーヌの為に
 殺人を犯すに至ってしまうのですが、もうかわいそうの一言に尽きてしまいます、
 私視点では。現在の現実世界ではいくら犯人の生い立ちや精神に問題があろうとも
 殺された人には殺される理由なんかないわけで、かわいそうとか言っていては
 いけないのですが、それはわかっているのですが!!
 物語上の人物に対してはぶっちゃけストーカーの殺人者じゃん?ってなる人にも
 深く同情し、心を突かれてしまいます。あ、あれだ、日出処の天子厩戸王子も
 そうだ。
 映画の中ではファントムはクリスティーヌ、というよりも彼の音楽=唯一の彼の
 財産、自分が自分を認められるただ一つの拠りどころを具現化してくれる存在に
 執着してしまいます。そして彼女から裏切られた(と、彼が感じた)とき、
 悲劇がおこるのですよね〜。
っていうか!!クリスティーヌが悪くない?正直。
トロイみてあのバカ王子に腹を立てたときみたいな憤りを感じました。
どうして映画って「・・・こいつさえいなけりゃこんなことはおこらなかったのに!」
って人がでてくるんだろう・・・。

それはそうと、バッド・エデュケーションとや真夜中の弥次さん喜多さん見たいなあ。
あ、あといぬのえいがも。