雑感

今回のワークショップの内容は、あたしの参加する方では『がん患者の話を聴く』…とかだったような気もするが(如何せん内容も確かめないで『あー、行くー』と二つ返事で決めたからあやふや)行ってみたらもう一つのワークショップとほぼ合同で、一番大きかった話のテーマは『看取りとヒーリング』だった。
看取りとか治療とか心掛けとか以前に、死生観とか人生観とか宇宙観とか、そういったものが全く無い(というかあやふや)あたしは『ほぇ〜』という感じだったし、統合医療の概念や哲学とかも本当に納得したり吸収したりできたわけではない。自らの思考とか哲学とかの基底の一端を成すであろう宗教は『なんとなく仏教、または日本教』だし、うすぼんやりした世界観はあってもそれを言葉に出したり自分の内に、内にと入り込んで考えたりしたことなど無いからのぅ…。仕方ないっちゃ仕方ない。
まぁそんな自分の浅はかさを再確認しつつも、ワークショップ自体と、他の方とのお喋りとで得るものは大きかったわけではある。
取り敢えず、やたらめったら「学生のうちからこういうことに目を向けるなんて偉い」だの「期待してるわ」だのと褒められ、恐縮至極だった。ちっとも偉くなんかないし、優秀どころかバリバリの劣等生なのにね。