島左近

島左近―義を貫いた闘将の生涯 (PHP文庫 サ 9-2)読了。電車に乗る機会が減ったので少しずつ読んでたら時間かかりすぎた。
ここの島左近は影武者の徳川家康の軍師にはなったりはしないわけで。
どっちかっつうと、島左近を通して描いた、本能寺の変〜関が原の時代の移り変わり、で。
心理描写もさくっとしていて、個人の生き方よりもむしろこの時代の潮流が見える感じがした。玉砕覚悟で戦に挑む者も、あちらこちらにいい顔をして罵られながらも生き残る者も、結局は大きなうねりのなかに生きていたのだなあ、という印象を強く持った。
花の慶次読みにはお馴染みの直江兼次真田幸村服部半蔵前田玄以などの名前もわさわさ出てきて楽しかった。慶次は名前が一回出てきたのみだったよ…。
次はなに読もうかな。枕もとのクマのプーさんはいつ読み終わるのかな。
あ、そうだ!! Amazonギフト券欲しい! Amazonギフト券欲しい!…ついでなので。