皇国の守護者9巻

ひとまず試験が終わったので公約どおりに(笑)。
誰も待っていないっつうの。
ええと、護州の守原さんが叛乱を起こします。私としては、もう守原が行動を
起こすのは判っていたんだから直衛の言うとおり先手を打ってしまえばよいのに!!
と篤胤じいさんの行動をやきもき眺めていました。
民衆(私みたいなのも含め)は、たとえ道理が少しくらい曲がっていても
心象的に肩入れしたい、とか自分たちの生活が安全かも知れない、ていう方に
付くんじゃないのかなあ、と思ったりします。それが平和な時代が20年かそこら続いた
世界なら尚更。戦国末期の大阪の人たちが太閤贔屓だったのも、
彼の人柄とか治世方法に賛成していただけではないのだろうし
(お金ばら撒いたのも大きな効果だったんじゃ?)
(とか偉そうなこと言っているけど全然歴史に詳しいとかじゃありません。
私の時代観は『関が原以降の家康は影武者だった』一連作品に基づいています)
現在の私たちだって何かに義憤を感じても自分らの生活を犠牲にしてまで態度や
立場を変えたりってことはそうしないわけだし。
えーっと、そんで、五将家の長である篤胤じいさんは筋を通して正々堂々と政略を
巡らします(日本語おかしい)。
とか言っているうちに守原が決起しちゃうんだけど。
一連の動き、皇都を守るはずの軍の行動の緩慢さ、その中での五〇一大隊の
(てか藤森の)決断、そして大活躍か!!・・・・・・と期待させといて待機かよ!!!!!
なんかちょっとていうかだいぶ笑った。
あのシーンとか読むと剣牙虎欲しい!!って思う。
剣牙虎、といえば麗子ちゃん凄いんですけど!!先日の日記の題名にも書いたとおり
「たいい、ねこ、さわっていい?」ていうのが!
かわいいなあ、とかほくほくしてたら・・・あれ?なにこれ?伏線だったの??
っていうかえええええ〜〜〜!!!?
正直ね、直衛はあのひとと肉体関係は持っていなかったと思っていたです。
これは私の一方的な思い込みなんですがね、男の人は関係を持って尚、女の人を
神聖なものとして崇められるのか?という疑問がありまして。
まあ私の実生活においてそんなシチュエーションを目にすることはまず無いんで
何とも言えないんだけども。しかも1回限りとかじゃなくって20日の間も毎晩・・・。
んーまあ、その辺はオトコゴコロは解らない、てことで。
そんな突込みを入れつつも、・・・あぁ・・・うわぁ・・・悲しいなあ。
静かに狂った直衛。
口と歯を朱に染めて。
もう彼を止める何ものも存在せずに。
もう周囲と自らをただただ破壊していくのでしょうか。

あー続きが気になる!!1年とか待たなきゃいかんのか・・・。
そういやレビューをチラ見したんですが、設定が8巻からこっそりずれたりしている
みたいですね。ちいとも気が付かなかった。