読む・読まない・恋愛論

今日は特に何もなさそう。暇暇。(勉強するけど)
本棚の整理していて、文庫本が増えたことに気づく。
最近は結構古本屋で買っているから散財自体は少ないのだが
如何せん収納が・・・。しかし本当に本が好きだ。一回読み始めると意地で
最後まで読むのだが、ただ一つの例外があった。
スタンダールの「恋愛論」。さすがにやめた。つまらないっていうか、
著者のひとりの女に対する恨み言?とか気をひくため?みたいなことばっかり。
それでも当時はやっぱり人気作家のプライヴェートだから読まれたのだろうけれど。
今で言ったら辻仁成あたりが中山美穂に捨てられて(or結婚前になかなか
相手にされなくって)ぐちぐち連載しちゃう、みたいな感じなのかな?
なんか、私小説にするならするでそれでいいけどこの本の嫌なところは
自分の想いとかを一般論にまで持っていってしまったところではないかしら。
・・・いや、文豪に意見する権利とか知識はないのですが。
スタンダールのほかの本は何冊か読んでるし。(高校生のころ)
昔世界史の時間に先生が「『赤と黒』をよんだことのある人?」と聞いて
ちょうど私しか読んだことのある人がいなくてうっかり感想を聞かれて
「・・・ジュリアンは酷いなあ、と思いました」とか馬鹿丸出しの感想を
述べた情けない思い出があるだけだけど。よんでもすぐ忘れちゃうからなあ・・・
まあ恋愛論読んで恋愛が解るようにはならないということを学べた、てことで。
あの本もう何年も本棚にある・・・売ろうかなあ・・・。
昨日ふと、自分が15禁も18禁も21禁でさえ読める年齢であることに気づいた。
べつにうれしくもなんとも無いのだが。そんな映画とかビデオ見ないし。
あーー弥次喜多見たいよぅ!!